ものづくりサークル「Meister」の92年創立から現在までの足跡。
人力飛行機、エコノムーブはもちろん、さまざまなものづくりに挑戦してきました。


-Prologue 1977年-
日本の人力飛行機分野の発展を目指し、読売テレビ主催「鳥人間コンテスト」が琵琶湖で開催される。

−それから15年、東京工業大学でMeisterの歴史が始まる−

1992年
「ものづくり」サークル、Meister創立。鳥人間コンテストの参加を目標とする。

1993年度
滑空機「Trystar」を設計し、第17回鳥人間コンテスト滑空機部門に出場を申し込むが、書類選考で落選。

1994年度
滑空機「SUPER POSITION」を作り、第18回鳥人間コンテスト滑空機部門に出場する。記録は28m

1995年度
滑空機「KARDINAL」で第19回鳥人間コンテスト滑空機部門に出場。サークル発足後わずか3年で準優勝する。記録292.05mは、当時の滑空機部門歴代3位の記録。

−Meisterの更なる発展と飛躍を目指し、人力飛行機部門ソーラーカー部門を設立する。新たなるChallenge&Creationの始まり−

1996年度
人力飛行機部門、「Corneille」を製作するも、第20回鳥人間コンテスト、人力プロペラ機部門では書類選考で落選。独自の測定では、400mの飛行をする。
ソーラーカー部門、「Sky Beans」を製作し、秋田・鈴鹿で行われた大会に出場。しかし残念な結果に終わる。

1997年度
人力飛行機「Cygnus」製作。第21回鳥人間コンテストでは書類選考に通過するが、大会当日は台風のために全面中止となる。
独自の測定では、使用した滑走路全長600mの距離を余裕で飛びきる。
ソーラーカー「Leiden-schaft」を前年度の車体から改修し、製作する。秋田・鈴鹿の大会では確実な進歩を見せる。

1998年度
人力飛行機「Cathartes」で第22回鳥人間コンテストに出場。記録20m。人力プロペラ機部門では、ヤマハ・Team Aeroscepcyが大会史上初の対岸到達を達成。
ソーラーカー「Leiden-schaft'98」をこれまでの車体の更なる改修により製作。この車体で秋田大会総合5位、国内大学学部生中1位という快挙を果たす。 これにより日本代表として、米国で開催されるSun-Rayceへの出場権を獲得する。

1999年度
人力飛行機「KARURA」で第23回鳥人間コンテストに出場。パイロットとして、元スキー選手であり、現在は鳥人間コンテストのリポーターもしている荻原次晴氏が乗り込む。記録44.08m
ソーラーカー「Leiden-schaft'99」、Sun-Rayce出場のため米国に出発する。しかし、大会開催局側の不手際により、空港に車体が足止め。結局充分な準備もできず大会に参加できなかった。
小型電気自動車「Dark Horse」は大会10位という好記録を残す。

2000年度
人力飛行機「Whirl Wind」で第24回鳥人間コンテストに出場。パイロットは前年度に引き続き荻原次晴氏。初の定常飛行に持ち込むも、途中で主翼桁が崩壊。記録380.54mで人力プロペラ機部門第4位
ソーラーカー「飛廉」製作。秋田・鈴鹿大会に出場するが、前年度までの技術継承が充分になされておらず、結果は振るわなかった。

2001年度
人力飛行機「Holsety」製作、第25回鳥人間コンテストに出場。パイロットの限界まで飛び続け、記録3823.70mで悲願の総合優勝を果たす。
ソーラーカー「悪来」製作、秋田・鈴鹿大会に出場。レース中のトラブルにより不振な結果となった。

2002年度
人力飛行機「なまら」製作。前年度より1月もはやく完成させた機体で、第26回鳥人間コンテストでは昨年の約2倍の飛距離、6201.74mを飛び、総合優勝、2連覇を果たす。
ソーラーカー「Silver Fluke」を製作。試走会ではサスペンション付近が大破するも、それを乗り越え鈴鹿大会に出場。クラス8位の成績を残す。

−人力飛行機部門では大会史上初の3連覇を目指す。一方、ソーラーカー部門ではソーラーカーの幕を下ろし、新たにエコノムーブ部門として省電力電気自動車の製作を始める−

2003年度
人力飛行機部門、大会史上初の3連覇を懸け「Promontoire」で挑む。気候に恵まれ、史上まれにみる高記録の連発となった大会は、日本大学が現大会ルールでの飛行可能限界の距離、琵琶湖大橋までの34kmを飛び切り、総合優勝する。 Meisterも善戦するが、あと2km及ばず32177.99mの2位に終わった。
エコノムーブ部門「Sleipnir」を製作。WEM2003秋田大会でデビューするが、コーナーを曲がりきれない等の散々な結果に終わる。しかし、その後車体を改修して、筑波大会に出場。レース中のアクシデントでリタイヤしてしまったが、途中まで1位をキープしていた。
ソーラーカー部門OBが前年度のソーラーカー「Silver Fluke」を改修し、鈴鹿大会に出場。好記録を残す。

2004年度
2003年度で引退した人力・エコノメンバーが集まり「Sleipnir」を改修し、WEM2003菅生大会に出場。完走し、好記録を残す。
ソーラーカーOBチーム、来年の鈴鹿大会出場に向けて機体を改修。

■人力飛行機部門、さらなる機体の改善をし、琵琶湖大橋到達を目指す。
■エコノムーブ部門、製作時期を早めて、年度全ての大会出場、そして初の大会入賞を目指す。