Halcyon三面図   ←設計主任topへ


2004年度機体の三面図が出来上がりました。
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■三面図って何?
三面図とは、物体を前・上・横の三方向から投影した(見た)図面のこと。
立体の形状を把握するのに用いる。
人力飛行機の三面図の場合、鳥人間コンテストの提出書類も兼ねているので、図面に機体のスペックも書き込んであるものが多い。


2004年度の機体「Halcyon」の三面図です。
普通サイズ(794×640)/ 大きいサイズ(1728×1392、文字が読める)


設計主任より(文責 吉村)
ベースとなる形は昨年とあまり変えていません。
今年もMeisterの特徴ともいえる片持ち翼で行きます。
ぱっと見大きく違うのはコックピットの椅子の背もたれが昨年より大きく倒れていることです。
今年度は昨年よりかなり長身のパイロットのため、前方投影面積を小さくすることで有害抵抗の削減を図りました。
また、主翼のスパンが31mとMeisterの機体にしては大きくなっています。
これによってアスペクト比が上がり、誘導抗力係数の値を小さくするのにダイレクトに効いています。

また、三面図には表れていない細かい部分も、パワーロスを減らすべく各班がいろいろアイディアを出し、素材から見直して製作しています。
各班とも設計以上のものを作ってくれているという確信があります。
琵琶湖の空に美しい機体が舞う日を夢見てMeisterは日夜活動中です!

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